図書館の新着図書をネットでチェックしていて気がついた。旭山動物園関連の本が何冊もある。
ここ数カ月の間にいろいろ出ていたらしい。
なんで今さら?という感じもするが、去年入場者数日本一になって急に出版の企画が次々に立ち上がったんだろうか。
ともかく興味はあったので何冊か読み比べてみようと借りてみた。
旭山動物園の奇跡
最初に読んだのだが、びっくり、中身はプロジェクトXものですよ!
関係者(主に飼育員さん)のインタビューを中心に、予算の無い中でいかに魅力ある動物園にしていくかの物語といった感じなのだが、文章がいかにもでのほほん動物園ものを期待していたら驚くよ。
私としてはビジネス書のジャンルに置きたい(ターゲットは20代〜30代サラリーマン?)。
写真はそれほど多くないが、スタイリッシュ。表紙も一番おしゃれだと思う。
旭山動物園物語
タイトルにもあるように、お話仕立てで動物園全体を紹介している。
語り口もやさしく、ルビはついていないが小学校高学年位から読めそうな感じだ。
内容に合わせて写真が2ページに1つ以上あり、ちょっと絵本風?
日本一元気な動物園—旭山動物園8年間の記録
2部構成になっていて、前半は各展示館の紹介と展示動物の基本データがのっている。
3冊の中では一番ガイドブック的な使い方ができる。動物園に行く際の予習復習にもってこい。
実際に行かなくても行った気になれるかも。
後半は奇跡の復活劇と題し、ちょっとプロジェクトX入っているが、多少やわらかめか。
夏には「くもざる・かぴばら館」ができるらしい。
行ってみたいなぁ。でも遠いなぁ。小型げっ歯類系がほとんどいないのも残念。