子供の時は白い紙を見るとなんでも落書きしていた私だが、大人になってぜんぜん絵を描かなくなった。
描きたい気持ちはあって、時々スケッチブックを買ったり、絵の具や色鉛筆を買ったり(形から入るタイプ)してみるが、結局すぐに飽きてしまう。
思ったように描けないと言うのもあると思う。へたくそのくせに理想が高いのかも。根気もない。
図書館でキミ子方式での絵の描き方の本を見つけた。うたい文句が「何歳からはじめても、本物そっくりにすぐ描ける」。ほんとかね?
絵の描き方の本を読むのも好きなので(すでに頭でっかちである)、借りてきた。
でもどこにあるかわからない絵の具や紙をひっぱり出してくるのはめんどくさいねぇ。
うちのPCにはペンタブレットがつながっているので、これで描くのがてっとり早そう。手もよごれないし、片づけ不要。そうだそうだ、そうしよう。
適当にはしょるのが私のいい所であります。
【参考書】
始めよう!タブレットとパソコンですらすら絵を描く
キミ子方式の本は検索したらいっぱいあったので省略
さて、キミ子方式では動物は鼻から描く。それからなでる方向にだんだん広げて行くと。
ラットの逆毛を立てて遊んでいるような私はどうしたらよいんでしょう。
などとふざけていないで、描きはじめよう。鼻からね…。普通は輪郭をとるから、以外と難しい。
Photoshop Elementsを立ち上げて、モデルになる写真のウィンドウとキャンバスになるウィンドウを並べて、画面が狭いからちょっとつらいけど、描いてみた。
一応できあがったのがこちら。
モデルはえぴな
自分で言うのもなんだけど、なかなかよくない!?目が少女漫画みたいになったけど。
ただこれ、集中力がすごくいる。一度に一ヶ所を凝視しながら描いて行くので、目が疲れる。
顔を描き終えたくらいで集中力が切れて、体は適当になってしまった。
Photoshop Elementsはお絵書きに特化したソフトではないので、紙に描くようにはいかないところもある。この辺は研究が必要かもしれない。
でも素人がこれくらいできたら、結構楽しいかもなと思った。
いい気になって、また描いてみる。
モデルは子供時代のゆいる
犬だ!犬になっちゃいましたよ。
いくらすぐれた描き方でも、最後は描き手の観察力なのだと思い知らされた。