[チ]くるんへの道Part1

くるん:うちのジャーゴンで、何らかの合図でターンするトリックのこと。先代マウスの訓練風景はこちら

チャイハムってお迎えからしばらくは「ずっと隠れて出て来ない」、「エサが減ってるから生存してるっぽい」、「回し車が汚れているから活動してるっぽい」、「部屋を暗くしてやっと姿を確認」といったペット体験とはほど遠い一種修行のような期間が続くのだが、何匹かチャイハムを飼ってきた経験則から言うと、3、4ヶ月くらいで明るくても決まった時間に姿を見かけることが多くなり、半年前後でグッと距離が近づく。
飼い主の存在を意識し、エサまたはおやつの時間を覚えて、ビクビクしながらも外に出ている時間が長くなるのもこの頃(静かに待っているので、気づかないとまた巣に戻ってしまうのだが)。
そういうチャンスを捉えて、おやつでお立ち台の上に誘導というのを続けていたわけです。
(やっぱり修行)

最初のうちは台に乗っておやつをもらうと、毎回台を降りていた(ビビリなので安全なところまで逃げたい)。
やがておやつを1個もらうたびに台に登って降りるのが面倒になったのか、台の端までは帰るけどまた戻ってくるようになった。
そのうち帰る距離が短くなり、高速化し、自然とターンの形のように。
飼い主は何も教えてません。

まだ安全地帯に帰りたい気持ちは強い。


[マ]しっぽは語る

フュリはなんとなくしっぽが長いような気がしていたが、元親さんによると確かに長めらしい。
フュリ
(これは角度のせいで余計に長く見える気がする。同じ長さでも水平より垂直の方が長く見えるってヤツ?)
しっぽでバランスも取る。
フュリ
苦手な人も多そうだが、私はねずみのしっぽが好きだ。
しっぽにも表情がある。
ピーンと張ってると緊張してるんだなとわかる。パタパタするのは警戒している。たぶん。
フュリ
ちょろりと出ているのは油断してるのか。


[チ]リング

こうやって遊んでもらう。
トースト

トーストはチャイハムにしては動きがトロいというか途中でよく考え込む。歴代と比べても捕まえやすいと感じる。
おかげでハンドリングが楽で助かる。



[チ]ステージ

チャイハムといえば上下移動が魅力。身軽に動いているところを見たい。高いところに登ったりはしごを登ったりしているところを見たい。
しかし当初は姿を見せるのもほんの短時間で、警戒心も強そうなのでいきなり高いところは無理か。
まずはそこそこの高さの台を設置してみたが、外が明るいのにその上で身をさらすなんてことはしてくれない。
いつ巣から出てくるかわからず、台の上に食べ物を置いておくと、知らないうちになくなっている。
そんな繰り返しで少しずつ慣れてきた。
トースト

食べ物をおいておくといつのまにかなくなっているのは今でもよくある。
本当に気づかない。
妖精か。


[マ]おやつポイント

おやつをもらおうと、入って待ち構えている。
フュリ
あざとい。
躾けられるのはペットか、それとも人間か…。
フュリ
こんな足場でも食べるの平気。

回し車の台の上もおやつポイント。ここでも食べる。しっぽで支える。
フュリ
器用だね。


[チ]砂の城

トーストはペレットを砂場に持ち込んで食べる。
そこで食べる場合もあれば、ある程度頬袋に詰め込んでから巣に帰ることもある。
ビビリだから巣に持って帰って食べればいいのに…と思うけど、こだわりがあるらしい。
トースト

歴代チャイハムズも砂場にペレットが入っていることがよくあったので、何か本能的なものだろうか。
おかげでわずかな時間だが姿を確認するチャンスが増えるのでいいけど。

トースト

プラケ掃除で巣材もなにもかもリセットされて、ここでふて寝したこともあった。
トースト

でもそこ、飼い主としてはトイレのつもりなんだよね。


[マ]タワー導入

雑貨屋などに行くと、これってねずみに使えないかなと考えながら見て回ってしまうんだけど、よさそうな物を見つけたので放牧場に置いてみた。
(人間用を転用するときは特に危なさそうなところがないか十分考慮するよう心がけています。ペット用だからって絶対安全ということはないです。念のため注記。)
警戒するかなと思っていたが、中におやつを入れておいたら意外とすんなり馴染んだよう。
上下運動も楽々こなすし、高い所も平気なのね。
フュリ

ここでおやつをあげていたら、例のごとくおやつポイントとして定着した。
フュリ

今では、おやつを期待してここに入って待つように…(またか)。


[チ]季節の変わり目には

3月中頃、換毛なのか変な模様が出現。
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妙に幾何学模様。
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今まで換毛でまゆげとか前髪のようなラインが出るのはよくあったけど、こういうパターンは初めてだ。
でも数日で模様は消えてしまった。

念のため敷いていたペットヒーターもやっと片付けたと思ったら、そろそろ暑さが心配になってきた。


[マ]ルーティーン

くるん(回る)→おやつ、の関連はほぼ習得。飼い主が指を回すのがコマンド。
ただ、どうしても指の先が気になるみたいで、何回か指を回してやっと、という感じはどうしても抜けない。(この動画だとすんなり回ってるけど)
鈴鳴らし練習は、鈴を鳴らした後にブックエンドに乗ったらおやつ、という流れにした。
おやつ欲しさに勝手に鈴を鳴らしてもそれだけじゃあげないよ、という飼い主のささやかな抵抗です。

最初の頃のびびりっぷりはいったい何だったんだというくらい出せ出せ&おやつクレクレが激しい。積極的すぎて付き合うのも大変です…。