[マ]エリザベス

少し前にフランが手術したので、自分メモを兼ねて記録しておく。

ある日、足の付け根あたりの毛並みがちょっと変に感じた。腹側なのでよく見えなかったが。
それが数日ではっきりとふくらみが分かるほどになってきたので病院へ。
検査しないと詳細は分からない(検査するには麻酔をかける必要があるので簡単にはいかない)のでまずは投薬で様子見していたが、みるみるうちにでっかくなってきた。
フラン足
ぽっこりしているのが分かるだろうか。
手術はリスクがあるけど、私の頭の中でいろんなパラメーターを勘案して、取れるならブツを取ってほしいと獣医さんにお願いした。
(まず麻酔をかけて検査してから判断。先生によるとものにより取らない可能性もあるということでその辺はおまかせした。結果的には取った。)

診療時間外に処置をするので病院にフランを預けて帰宅。無事に終わったということで迎えにいったらこんなことになっていた。
エリザベスカラー
ごめん、ちょっと笑っちゃった。
手作りのエリザベスカラーである。
エリザベスカラー
病院ではまだ少しぼーっとしていたが家に戻ってからが大変で、その日はずーっとずーっとカラーを外そうと暴れ、暴れるとあちこちにカラーが引っ掛かって思うように動けず、さらにいらだって暴れる、エンドレス。
術後ですよ?
また、ねずみは食べ物を手で持って食べるので、カラーで手が口まで届かないと固形物がうまく食べられない。
ふやかしペレットを小皿に入れたら、小皿のふちにカラーがひっかかってペレットまで口が届かない。
難儀である。
カラー付きで食事
思案の結果、ペットボトルのキャップにふやかしペレットをこんもりと盛ると口が届くことが分かった。
家にあるものの間に合わせなので貧乏くさいのはしゃーないが代用品も思いつかない。カラーを付けるねずみが他にもいるかというといないと思うが、参考になれば幸いである。
一応でかペレも転がしておいたら壁際に追いつめて齧っていた(たぶんほとんど齧れてない)。

多少慣れはしたがカラー生活にフランのストレスがたまるばかり、飼い主も見ていて辛い。
先生はできたら抜糸まで付けておいてほしいようだったが、頼み込んで抜糸の前にカラーを外してもらった。
フラン
手で持って食べられる喜び!
でも病院からの帰り道に早速1つ自己抜糸してしまった。
それ以上取らないでくれ〜と、患部を毛づくろい(自己抜糸?)しようとするのを阻止するのに飼い主が疲れました…。
その後はそれほど患部に執着していないように見えたので安心していたら、ホントの抜糸のときに「2個しか残ってませんでした」って言われた。いつの間に…。

ブツはなくなったけどこれで完治とは言い切れないところがあり、年齢的に他にも病気が出てきてもおかしくないけど、とりあえずは元気にしております。
手術のときに剃られたおハゲ部分はまだ産毛状態だけど。
フラン

コメント

  1. michael より:

    あー腕が短いから・・・
    難儀でしたね、フランちゃん。
    獣医師によっては手作りカラーをつけてくれるとは
    聞いていましたがかわいいもんですね。

  2. きゃらめる より:

    michaelさん
    腕の短さというか、犬猫と体の作りが全然違うので。
    歩くときも頭と地面が近いのでちょっとした障害物でもカラーが引っ掛かってしまうんだなあと、私も気づいたわけですけど。
    見た目はオモシロだけど、カラーが邪魔で毎日暴れてました。
    糸が出ないような縫合をしてくれるところもあるようだけど、本体のサイズが小さいので難しそう。