少し前の話だけど、今年はNHKラジオの「夏休み子供電話相談室」にはまってしまい、楽しい夏を過ごした。うちはラジオの録音機器がないから放送時間に合わせて聞くのはほぼ無理だが、スマフォアプリのらじる★らじるの「聞き逃し」で放送後1週間まで都合のいい時間に番組を聞けたので、初めてちゃんと聞けたというわけ。
まあそれはいいとして、電話相談室の回答者として出ていた先生方の本を何冊か読んで、おもしろかったので紹介します。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 | ||||
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相談室では初出場にも関わらず「かわかみでーす!」でいちやく(ごく一部の人の間で)有名になった川上先生。私はそれより先に本を読んでいたが、語口がほんとうにおもしろい。タイトルからしてぶっとんでる。でもラジオで聞くほど軽い人とは思っていなかったけど。
あまりにも軽妙なので、そういうのが苦手な人はあまり評価が高くないみたい。私はとても気に入った。過去作も何冊か読んだけど、やっぱりこれが一番おもしろいかな。
[カラー版]昆虫こわい (幻冬舎新書) | ||||
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私は昆虫はちと苦手。でも相談室で聞く昆虫の丸山先生の穏やかな声と真摯な受け答えがいいなと思って本を読んでみた。
研究者が書く一般向けの本は好きなので、この本も楽しめた。まあ実物が目の前にいなければ虫も…いいかな。
先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか! (鳥取環境大学の森の人間動物行動学) | ||||
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電話相談室関係ないけど、いつもの「先生!シリーズ」最新刊。事件があるようなないような、こういう大学いいなあ(でも理系科目苦手だったから無理か…)。