チャイハムの飼育について

飼育容器

チャイニーズハムスターの特徴として、(ハムスターにしては)上下の運動に強いというものがあります。
金網ケージで飼う場合、網を簡単に登ってしまうので、上下左右どこにも逃げられるような隙間がないことが重要です。仔ハムやメスは体が小さく狭いすきまからも抜け出せるので、要注意です。出入り口も簡単に開いてしまわないようにロックしておいたほうが安心です。

私のおすすめはプラケでの飼育です。
プラケでも備品に登ったりするので、ふたは必要です(ふたは人間があやまってプラケ上に物を落とした時の安全確保の意味もあります)。できれば一番高いところに登ってもふたに手が届かないくらい深いプラケが理想です(でも深すぎると湿気がこもりやすい)。散歩の必要がない分、できれば床面積が広めのケージがいいですね。

食べ物

基本的には他のハムスターと同様です。 ペレットを主食に野菜を副食にしてバランスよく栄養が取れるようにしてあげましょう。
味付けされたものは動物の体に悪いので、人間用に味のついた食べ物はあげないようにしましょう。
さらに、時々は豆腐、ゆで卵の卵白(黄身は脂肪が多いので通常は避ける)、ごま、ヨーグルト、果物なども少量あげるとよろこぶでしょう。 食べすぎ・太りすぎのケースはほとんどないので、健康であれば食餌制限などは必要ないと思います。おやつの量も過度でなければあまり気にしなくてもいいと思います(でもタネ類をたくさんあげると太るかもしれないし健康によくないです)。

トイレ

チャイニーズはおしっこの場所を決めません。 気分のままにどこでもしたり、数日毎に場所を変えたりといろいろありますが、一箇所に決めることはあまり無いと思っていいでしょう。 トイレ容器を設置しても本来の用途で使われることはあまりないと思います。隠れ家的に使われる場合もあるので、設置するしないはご自由に。
また、回し車を回しながらもおしっこしてしまいます。あきらめましょう。

以上のように、トイレを決めないためわりと臭います(プラケ飼育の場合、特に夏場)。できればまめに汚れている物を洗う、床材の汚れている部分を取り除く等で対処しましょう。
体臭自体は少ないと思います。

参考:
チャイレポ+の「チャイハム>飼育」カテゴリーに我が家での飼育例などを載せています。

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