大江戸ペット事情
2006.02.20 lundi
江戸時代にもペットブームがあった!?
平和が続く江戸中期頃から、大名や旗本だけでなく、
生活に余裕のできた庶民の間にもペットとして動物を飼うことが広まっていたそうだ。
その中でもこの本はタイトルどおり、鳥類の飼育について書かれている。
驚いたことに、鳥商や鳥市があって流通が行われていたり、飼育書もいろいろあったらしい。今とあまり変わらないスタイルで動物を飼っていたのかと思うと不思議な感じがする。
細かいデータもあり、文章が論文とまではいかないがちょっと固め。でもなかなか興味深いと思うので(特に鳥の好きな方なら)、地味な本だけど本屋でみかけたらパラパラと見てみてはどうでしょう。
ほとんどは飼い鳥についての話なのだが、その他の動物も少々触れられており、わずか2ページであるがハツカネズミのことも書いてある(ラットについては何もありませんでした)。
ねずみの飼育書は「珍翫鼠育草(ちんがんそだてぐさ)」というそうです。
江戸時代には海外産のコマネズミ(ナンキンネズミ)も輸入されていた。当時、よく飼われていたのはこのコマネズミの方である。
(中略)
なお、「コマネズミ」という名前は、車輪状の筒の中に入ってはコマのように回す姿から付けられた名前だと言う。
江戸時代にもホイールが存在した!?
[追記]
大江戸ねずみ事情については、やっぱり一番オモロイのでchestnutさんのところにリンクを貼っておく。
上記エントリにもリンクがありますが、ここは本の内容にも関係あり。こんな所でつながっていたんだなぁ。
こちらのヨウム(リアル!)やアザラシに萌え。
Comments
先天的に三半規管に異常のある子を繁殖固定させて
くるくるコマのように回る姿から(結構残酷だ)コマネズミと
呼ばれるようになったと何かの本で読んだ記憶があります。
色々な説があるのですね。確かパンダマウスも江戸時代に
日本でブームになっていますよね。とても興味深い本です。
ちと高いけど購入しようかなぁ。
もし江戸時代に生まれていたら昼間は「てーへんだ、てーへんだ」と
街中を駆け回り、夜はネズミとまったり暮らしていたに違いない。(笑)
パンダマウスloveの私としては、パンダマウスについて知りたいのですが、誰か研究してる人はいないんでしょうか。
この本はほとんど鳥のことしか書いてないですよ。まだ発刊されて間もないので本屋に置いてあるかもしれない。中を見て気にいったら、ぜひここのアフィリリンクからご購入下さいませ♪
>「てーへんだ、てーへんだ」と
岡っ引き?
リンクが切れてるようで、内容が気になります。
chestnutさんはブログをやめたようです。
中身は実は私もはっきりとは思い出せなくて(なにしろ1年半以上前のこと)。chestnutさんの文章のおもしろみというのもあったので、うろ覚えの内容を書いても意味がないかもしれないです。いえ、書くほどのことを覚えてません(;´Д`)
お役に立てずすみません。
いやはやそうでしたか。ブログをやめられていたとは残念。
まぁパンダマウスがカワイイからそれで万事OKですね。
私も残念に思いますが、しょうがないですね。
パンダマウスお好きですか。
大江戸の人たちにも愛されたパンダマウス、かわいいです。
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