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冬の準備編

ようやく寒いかな~という気候になって、よそ様でも冬支度に関する話題もよく見かけるようになってきました。
うちでもチャイハムズが巣材!巣材!と騒ぎ、ラットがハンモックにもぐり、そろそろだねと感じます。
でもまだちょっと早いかな。あまり甘やかしたくないもんで。
というわけでまずは準備段階から。
なんで保温するの?

寒いからただ暖めればいいということはなくて、保温の目的はハムスターに快適な飼育環境を維持するためですよね。
飼育書などに書いてある飼育温度は守れれば理想ですが、実験じゃないんだし季節ごとに多少変動してもそれはそれでいいと思ってます(もちろん大きくはずれるとまずい)。
若くて健康なコは多少下ぶれしても大丈夫だし、離乳したての子供とか年寄りは高めを維持しなくちゃいけない。
以上を踏まえた上で、私はできたらランニングコストを抑えられるように考える、というスタンスです。

現状を把握せよ

あの人が使ってるヒーターやグッズがよさそうだからうちでもやってみよう…の前に。
家ごと、部屋ごと、環境はさまざま。人のやり方のよい所を参考にしつつも、自分の家にあう効果的な冬対策は自分で考えるしかないのです。
まずはハム(または他の小動物でもいいですが)の周辺の温度を温度計で確認しましょう。うちは最高最低温湿度計を使ってます。これで計測した期間の最高温度と最低温度(湿度も)を知ることができます。

SATOデジタル最高最低温度計PC-6800
これはうちで使っているのとは違いますが、センサーがついているので、ケージの中にセンサーを入れて中の温度を計ることができます(かじられないように注意)。

春夏秋冬、季節の変わり目とか、とりあえず1年間温度・湿度に気をつけて暮らしてみればだいたいの傾向がつかめ、それ以降は体感で変化が感じられるとき温度計を見て確認するくらいでいけるようになります。
うちは日当たりがあまり良くないせいか温度変化が少ない部屋で、温度管理には比較的気を使わなくていい環境です(まだ20度はなんとかある)。
ハムにはただ寒いよりも1日の温度差が大きいほうが影響が大きいです。
一軒家とか豪邸のお宅だと、温度差が大きいかもしれない。そういう場合、なるべく温度差の山・谷を埋めるように工夫することになります。
あたためるだけでなく、最高温度を下げてなだらかにしなくてはならないこともあるかもしれません。

置き場を変えるだけでも

今ケージを置いている場所の温度差が大きいなら、他に温度差が少ない場所はないか、移せないか調べるのもいいかもしれません。窓際に近いとか、外と面している壁際などは外気温の変化をうけやすくなるので避けたほうがいいです。ここでも温度計で客観的に調査しましょう。
(前の部屋では部屋のまん中にプラケを置いてました。部屋が狭くて他にどうしようもないということもあったけど)
あまり早くから暖房器具に頼ると真冬になった時に困るので、まずはケージに布をかけたり、ダンボールでかこって保温をするのもよいでしょう(布はひきこまれたりしないことを要確認)。


ベテランさんにはいわずもがなの話でした。
長くなったので、具体的なことはまたの機会に。
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