繁殖について(ちょっとだけ)

私はチャイハムの繁殖にトライしたことはありますが、うまくいかなかったので、実際には経験したことはありません。あまりあてになりませんが、聞いた話なども交えて、少しだけ述べたいと思います。
他のハムスターの場合と同じなので、ここでは基本的なことは述べません。

里親探しは大変です。生まれてくる子供を全部自分で面倒を見るくらいの心構えで挑んでください。

他のハムスターの繁殖についての注意に準じますが、母体への影響を考えて出産は若いうちが望ましいです。雌は初産なら8ヶ月くらい、初産でなくても1歳を越えないようにしましょう。雄はある程度歳をとると妊娠させる能力が徐々に落ちてくると考えられます。確率は落ちるとしても、元気であれば1歳半くらいまでは大丈夫かもしれません。
また、雄と同居させたまま出産させると、出産後すぐに発情が来て連続妊娠する可能性があります。母体に負担がかかりますし、生まれる子供の数も増えて里親探しなどに支障が出ると考えられるので、別居させましょう。

一般にチャイハムは繁殖が難しいようです。雌が雄を断固拒否したり、交尾しても妊娠しなかったり。 チャイハムも多くのねずみと同様、雌は4、5日おきに発情日が来ます。しかし発情しているかどうかは外からはわかりません。そのため、連続して5日から1週間くらい、毎日会わせるか、ひどいけんかをしないようなら同居させるといいでしょう(けんかには十分注意して、自信のない場合は同居はやめましょう)。妊娠すると雌の気が立ってけんかになるかもしれないので、交尾が確認されたら同居を解消しましょう。

うまく妊娠・出産となった場合、神経質な子が多いチャイハムなので、世話は最小限にしてそっとしておきましょう。えさはこの時期はたんぱく質・カロリーを増やした栄養のあるものを多めに与えるようにします。ペットミルクを併用するといいでしょう。
母親の性格によりますが、目安として仔ハムの目が開くまでは触らないようにしましょう。

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